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大鰐温泉と弘南鉄道

今日もお休みなので、弘前から列車で20~30分の所に位置する大鰐温泉(オオワニおんせん)へ行ってきました。

弘前から列車で大鰐温泉へ行くにはJR奥羽本線で2駅か、弘南鉄道の中央弘前駅から終点まで乗ってゆくかの2つの方法があります。
行きはホテルがJR弘前駅のすぐそばですのでJR奥羽本線で行くことにしました。
大鰐温泉駅に到着すると・・・弘南鉄道の終点である大鰐駅とは同じ場所じゃないですか!
ということは、JRが230円で弘南鉄道が420円。これならJRの方がお得?

早速大鰐温泉の鰐come(ワニカム)という名の産直併設の温泉へ行っていました。
今風の良くある市町村温泉という感じです。
温泉も、露天風呂を含めてよくある感じでこれといって特徴があるわけでも無さそうです。ただ地域の方々は無料休憩所で居眠りしたり、碁や将棋に興じたり、カラオケ(1曲100円)で盛り上がったりしていました。


温泉の後には腹ごしらえ、隣接の食堂へ入っていました。
注文したのは「大鰐うまか丼」(780円)
うん、たしかにうまい!大鰐もやしとシャモそぼろがいい感じです。


食後にはりんごアイスクリームのデザートサービスも!
こりゃおいしいですねぇ。温泉はちょっと?でしたが食堂はとても満足できました!!
ただし・・・ここはドコモの携帯も圏外・・・さすがです。


せっかくなので帰りは弘南鉄道に乗ってみることにしました。
ここの南側改札口は無人です。なので、北川の駅舎まで歩いて行って券を買います。
なので、なんとなくロサンゼルスの改札無し地下鉄を思い出しました・・・。


券は自動販売機でしたが、改札は昔ながらのパチパチはさみです。
なんだかうれしくて、写真を撮ってしまいました。あとで気が付いたんですが、もう一枚持ち帰りように買えばよかったなぁ・・・。


今日も大雪でしたので、列車の顔はおじいさんのようになっていました。でもJRよりもかなりゆっくりなんですよ。


ワンマンカーなのでこの運転手さんが独りしか居ません。
でも路線バスのような録音アナウンスと料金箱、そして整理券があるので、感覚的にはバスです。
3両編成なんですが、ほとんどのみなさんは両目に居ます・・・なぜ?って終点の駅は1両目側に改札があるからです。
とってもゆっくりでのどかな感じ。途中の駅にもは改札がありませんし、駅舎も物置小屋のようでとてもキュートで小さな駅です。弘前までJRの2倍の金額なのに地元のみなさんが利用しているわけがなんとなくわかるような気がしました。特に沿線には高校や中学校などなどがあり、それらの学校に駅が隣接しているので、学生にとっては無くてなならない路線でもあるようです。


中央弘前駅に到着しました。
駅のすぐ近くには美しい教会がありました。
弘前昇天教会」という聖公会の聖堂らしいです。以前にも数回この場所を訪れましたが、いつもカメラを持っていなかったので今回初めて撮影できました。


ついでに少し中央弘前駅の周辺を歩いてみることにしました。
弘前昇天教会の裏手を少し歩くと「吉井酒造煉瓦倉庫」という建物があり、ここは公園になっています。ここは以前、弘前出身の世界的なアーティストである奈良美智さんが「A to Z」というイベントを開催した場所でイベントの収益金で制作した「AtoZ Memorial Dog」が今もこの場所で番犬をしています。


その奈良さんの犬の写真を撮っていると視界に五重塔が飛び込んできました。
ということで、少し距離はありそうでしたが歩いていってみることにしました。


行ってみると驚き、ものすごくキレイじゃないですか!「 金剛山 最勝院 」という場所らしく、新仁王門もすばらしいものです。北海道にはこのような建造物を簡単に見ることが出来ないのでちょっとした感動です!


わずかな記憶をたよりにもう少し歩いてみました。目的はお稲荷さん。
ありました赤い鳥居群が!街に溶け込んでいるのがすごいなぁ。

ということで少しだけ弘前周辺散策をできました。
こちらへは仕事で来ているのでめったに終日にはあたらないのですが、今回はたまたま土日が休日だったのでラッキーです。まだしばらく札幌へは戻れませんが、機械があればまた散策したいなぁと思っています。
それではまた!


青森県立美術館

久々に休みになりましたので、青森県立美術館へ行くことにしました。
今日の弘前は朝から大雪、10時頃のJRに乗ろうと駅へ行くと大勢の人たちが改札前でざわめいています・・・。
「大雪による踏切事故により弘前-青森間は運休」
おいおい!朝から運休なのか!
と思ったら代行運行によりバスで青森まで行けるということでバスに乗り込みました。
窓の外の景色は真っ白・・・途中吹雪で路肩に落ちているトラックや乗用車を何度か見ながら
通常は45分の列車移動ですがバスで1時間半の移動でした。でもなぜか無料だったのでラッキーかも。

青森駅からは路線バスです。
青森駅に着いたときに路線バスが行ってしまった直後だったので1時間待ちです。


やっとバスが来て乗り込むと20分ほどで青森県立美術館へ到着。
ものすごい吹雪でしたので、真っ白な外観の美術館はまるで雪の中に溶け込んでいるかのようでした。


今回この青森県立美術館を訪れた理由が「ラブラブショー」を見るためです。
ポスターなどのアドビジュアルはgroovisionsによるハッピーなビジュアルです。グッズも販売されておりとても人気のようです。

(20100216訂正更新)
企画展『ラブラブショー』のポスターやパンフレットをデザインしたのは青森県立美術館に勤務されている乗田菜々美さんらしいです。(匿名で情報提供をいただきました。ありがとうございます。)
(ここまで)

日本の美術館で特別展なので「ラブラブショー」の写真は撮影できませんでしたが、この特別展で一番見たかったのが「岡崎京子 (おかざき・きょうこ / 漫画家) × 伊藤隆介 (いとう・りゅうすけ / 映像作家)」のジオラマと映像とコミックを融合したアートです。ジオラマを回転させCCDカメラでその様子を会場の巨大スクリーンに映し出しているモノなのですが、そのエンドレスな映像作品がとてもユニークで興味の沸くものでした。岡崎京子さんのコミックもCCDによりマクロ撮影されソースとして写し出されていましたが、このような使い方をするとまた違ったモノに見えるものです。

この特別展を見終わると巨大な空間「アレコホール」があります。
ここではマルク・シャガールによるバレエ「アレコ」の背景画が壁一面のタペストリー(緞帳のようです)で展示しており、キュートな動物的なイスに座って眺めることが出来ます。


アレコホールを抜けると常設展の会場です。
最初に迎えてくれるのは奈良美智さんによるインスタレーション。以前に横浜のトリエンナーレで見たものですが、何度見ても興味深いモノです。数多くのドローイングをはじめ立体作品で創作意欲を掻き立てます。窓の外には巨大な白いイヌの作品「あおもり犬」が待っています。雪がものすごいので、なんだか帽子をかぶっているようになっていますが、本来は頭の上には何も無いようです。

このほかにも寺山修司氏のポスターコレクションや棟方志功氏の迫力ある作品数々、そして成田亨氏の「怪獣デザインの美学」はウルトラマンのドローイングが数多く展示されており、ドローイング好きにはたまらないラインナップです。

人のうわさではあまり良いうわさが無かった場所なので、今まで行く機会があっても行かなかったのですが、行ってみると私個人的にはとても好きな作家の作品がたくさんあり、とても楽しめました。また行ってみたいなぁ。

数時間美術鑑賞をしてバスの時間にあわせて外へ出るとやはりそこはブリザード!!
10分ほどバスが遅れてやってきたので、待っていた人たちはみんな真っ白です。
20分ほどで青森駅へ到着。
ここからは弘前まで列車です。どうやら踏切事故による運休は回復したようでしたので列車に乗り込むと・・・
「線路整備の為しばらくお待ち下さい・・・」のアナウンス。
30分ほど車内で待ってやっと発進・・・・5分ほどで停車。
「踏み切りにて異常信号があったため停車しました」のアナウンス。
10分ほどで再度動き出し、15分ほどでまたまた「踏み切りにて異常信号があったため停車しました」のアナウンス。
結局4回ほど停車したため、普段は45分ほどで弘前へ到着するはずが1時間半もかかりました。
う~む。バスと変わらないではないか・・・。でも到着してよかった・・・。


けっこうヘトヘトになって帰って来たので、食べに出かけるのも面倒。
そこでコンビニへ。
缶詰コーナーには札幌では見ない種類の缶詰がいっぱいあります。
どうしてもサンマの蒲焼が食べたくなりました。
なので、サンマの缶詰にあわせて今夜の食事はセレクション。いいかんじだぁ。

明日は、弘前から列車で20~30分ほどの場所にある大鰐温泉へ行こうと思います。
ではまた。



描き初め


昨年はドローイングした数はどれくらいあったのかわかりません。
(たぶん1,000ぐらいは描いたとは思うのですが・・・200ページのハードカバースケッチブックに2冊半でした)
収めた作品はちょうど50作品ほどでした。今年はもっと描きたいなぁと思っています!!


新年あけましておめでとうございます!


本年もよろしくお願いします!!


 

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