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EPSON GT-F520

普段スキャニングをするときには、オフィスではRicho imagio MP C2500を使っていますが、
出先でスキャニングを必要とする作業を行うときにはCANON LIDE40を使っています。
また自宅ではCANONのパーソナル向け複合機MP170を使っています。

フィルムをスキャンする場合には透過原稿ユニット(蛍光灯がふたに入っているようなパーツ)が必要となります。
私のオフィスにも古いCANONのフィルムスキャンできる機種があります。
でも古いのでSCSIなのです。
SCSI(スカジーと読みます)今はほとんど見られなくなったPCの周辺機器を接続するための規格ですが、その昔は最も早い速度を持つ接続方法だったんですよぉ・・・。

最近、20年ぶりぐらいでフィルムカメラを使い始めたこともあり、
何度かフジカラーのパレットプラザで現像してCDにして・・・とやりましたが
現像630円+CD化599円両方合わせて1200円ぐらいかかってしまいます。
デジカメ感覚でパシャパシャ撮ると大変なことになりそうですので、
Yahoo!オークションでフィルムスキャンのできるフラットベットスキャナを3600円で買いました。


▲EPSON GT-F520

ひさびさにEPSON製品を買いました。
昔はスキャナって透過原稿ユニットを付けて10万円ぐらいしたのになぁ・・・。


▲フタの内側に付いている白い紙押さえを外すと透過原稿ユニット(光源)があります。

昔の機種と違い、35ミリフィルムに特化して光源を35mm用の幅のみにしてコストを抑えているようで、初めて見た時は驚きました。

そしてその35ミリフィルムを特定の場所でスキャンするためのガイドがこれです。


▲マウント(スライドフィルム用のプラスチックや厚紙の枠)がついたものもスキャンできます。

一度に4枚(コマ)まで読み取ることができます。
また、フィルムをそのまま1枚ものとして読み取ることもできます。
ただし、その場合にはフィルムのふちに付いている四角い穴(巻き上げる時につかう穴)やコマ識別の文字などはスキャンされません。
ほとんどの場合には、そんな端のものはどうでも良いのですが、
わざとフィルムの雰囲気を出すためにまるまるスキャンしたい時もあります。

そこで、純正のフィルムスキャン用ガイドを採寸して、
白ボールで35ミリフィルムの端までスキャンできるガイドを作っていました。


▲本来はプラ板がいいのだと思いますが、手元には厚紙しかなかったので・・・。

スキャン結果はこのようになりました。(ネガをスキャン)
これはハーフカメラで撮影したのでこれは通常のカメラ換算で1.5コマです。


▲Photoshopで不要部分をカットしてますが、自作フィルムスキャンガイドを使うとほぼ1本(6コマ)を一気にスキャンできます。(ハーフなら12コマぐらいできます)

さぁそしてネガフィルムのスキャン結果です。


▲EPSON GT-F520 / 全体的に少々ピントが甘くなるような気がします。


▲パレットプラザでCD化したもの

やはりこれが価格の差による品質の違いですねぇ。
トイカメラのお供としては合格点だと思いますが、
一眼レフでのデジタライズに使おうと思うと、ちょっと・・・。
ただし、ブログなどに500ピクセルくらいの大きさの写真を載せたい。
ということでしたら大丈夫そうですよ。

しばらくは現像のみお店にお願いして、スキャナでデジタライズ。
何本かのフィルムが溜まったらお店でまとめてCDまたはDVDにしてもらうというのが良いのかもしれません。

フィルムのスキャン速度が速く、構造が単純で、何よりも安価で手に入れれるという点を考えると、1台持っていてもいいのかもしれません。
もちろん通常の反射原稿もキレイにスキャニングできますしね。


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