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立体制作日記 【day4】

またまたしばらく時間が空いてしまいました。
でもやっと作業が進んだのでアップしますね!

今日はシリコンで型を作るところからレポートしますね。
型をとる前に、まずはオリジナル(原型)に合わせ目のラインを鉛筆で描き、そのあとに、この鉛筆の線まで粘土を詰めます。ちなみに枠は型どり専用のプラスチックブロックです。レゴよりも簡単にはずれるようにできています。


粘土詰め作業が終了したのでシリコンを流し込みます。
型の合わせがずれないようにするために、棒の先を粘土に押し付けてイボイボを作ります。
流し込むシリコンは、シリコン主液100グラムに対して1グラムの硬化剤を混ぜます。
流動性は1時間ほどで止まりますが、完全に固まるまでは24時間ほどかかります。


なので、お気づきかと思いますが、このように片面ずつシリコンの型をとるので、この時点で2日かかります。半分できたので、バリアコートというシリコンがくっつかなくなる液体をすでにできているシリコンに塗って、もう半分の型を作ります。


はい。やっと両方のシリコン型ができあがりました。なんだか嬉しいですねぇ。
このあとはひたすら複製作業です。


レジンを流し込んだところです。
今回のモデルは44gのレジンを流し込みます。
レジンのA液、B液の混合比率は1:1なので、それぞれ22gを手早く混ぜ合わせてシリコン型に流し込みます。このレジンは混合した状態で約80度まで発熱し、約5分ほどで硬化します。なので、かなり手際よく流し込まなければ間に合わなくなってしまいます。


ということで、今日は30個複製しました。今回は初回限定数を50個にしようと思っているので、残り20個複製しなければなりません。手際良く次々複製しても1時間に6~7個しか複製できないので、計算上3時間ほどかかりそうです…。


次回はクリーンナップと下地塗りの作業です。
お楽しみに!

 

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