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フリーウェア Paint.net

画像処理、写真加工などを行うペイントソフトとして多くのクリエーターが使っているソフトとしてAdobe Photoshopが真っ先に挙げられますが、高性能であることからか価格も高価です。たしかにできることが多く、仕上がりも高画質を期待できるので価格相応のソフトで、世界中で使われているのも納得ができます。

現在、私もPhotoshopは使っていますが、バージョンは7からアップデートをやめてしまいました。というのも、私が使う機能はこのバージョンで十分だからなんです。

先日、EeePCを購入しました。
このEeePCはハードディスクのかわりに大容量のメモリーを記憶媒体として使っている小型軽量のノートPCです。ですが、増やせるメモリの最大容量が2GBなので、インストールできるソフトの数と容量が限られます。
このPCを買った理由は旅先でインターネットができて、デジカメの画像を扱いたいからなんです。
そのためにはインストール容量が小さくCeleronでサクサク動くソフトが欲しいなぁと思い、インターネット上で発表されているいろいろなソフトをインストールして試してみました。

絶対条件として、
a.PSD(Photoshop形式)で保存、展開ができる。
b.デジカメのRAW形式を扱える。
この二つは最低必要です。

そこでみつけたのが、Paint.netというペイントソフトです。


このPaint.netは.NET Framework 3.5がPCにインストールされていれば快適に動くフリーウェアです。くわしくはわからないのですが、.net frameworksは、いろいろなソフトウェアで最低限必要とされる共通のプログラムという風に理解しています。コレを利用することによってインストールするソフトは軽く小さいものができるようです。

まず、ここからPaint.netをダウンロードしてインストールします。
(インストールの途中でPCに.net frameworks3.5がインストールされていない場合にはインストールを促すメッセージが出るので、そのメッセージに従ってマイクロソフトのオフィシャルページから.net frameworks3.5をダウンロードしてす、先にインストールします。)
インストールが完了するとすぐに使えるようになりますが、この時点ではPhotoshop形式(PSD)ファイルやRAWデータは扱えません。
Paint.netは、プログラムのソースを公開していています。そのため世界中で多くの愛用者がいろいろなプラグインを開発してフォーラムに公開しています。
PSDやRAWを扱うためのプラグインもこちらのフォーラムにアップされています。

Photoshop形式(PSD)入出力プラグイン
RAWデータ入力プラグイン

これらのプラグインはダウンロードして解凍後にPCのCドライブにあるProgram Filesの中のPaint.NETフォルダにFileTypesというフォルダに入れます。
プラグインを入れてからPaint.netを起動すると、PSDとRAWを使えるようになっています。



気に入った点はたくさんあるのですが、特に気に入ったのは、

・無制限のアンドゥ(やり直し)。
・各ツールウインドが半透明なのでツールウインドを動かさなくて編集している画像を確認できる。
・ブラシ機能で網掛け(スクリーントーンのような感じ)ができる。
・レベル補正の設定ウインドでRGBのバランスをひと目で確認でき、設定が楽。
・開いている画像のリストが右上にプレビュー画面として表示される。
・画像を保存しているフォルダにある画像をPaint.netで開いている画像にドラッグすると新しいウインドとして開くのか、現在開いている画像にレイヤーとして追加するかを選択できる。
・写真のスクラッチやダストを修正するためのツールが数種類あり、どれも使いやすい。

あまりにも快適に動くので、いろいろ調べていたら日本語のサイトがありました。
このサイトでスクリーンショット特徴などの解説がありますので、興味のある方はチェックしてみてください。
本当はEeePCのみでこのソフトを使おうと思っていたのですが、あまりにも使いやすくて、フィルターやプラグインも豊富なのでしばらくメインでも使ってみようと思います。

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