展覧会の準備以来、久々に不透明水彩(ガッシュ)で描いてみました。
なんでネコなのか・・・なんでハエなのか・・・それは私もわかりません。
が、なんとなくフリードローイングしていたらこんなキャラクターができあがりました。
▲Cat & Fly (ガッシュ・オン・ペーパー)
実は、この紙・・・
▲ティッシュペーパーの箱を切った厚紙だったのです・・・。
たまにこういう箱を見ると印刷面の裏側がザラザラしていて質感が良かったりします。
▲ヒマな時にこのように切ってファイルしておきます。
不透明水彩(ポスターカラーやガッシュ)は下地の色を透過しないので、
牛乳パックのように水をはじく加工をしていない限り、ほとんどの紙に描けます。
お菓子やティッシュの箱、ダンボールは内側が撥水加工していないことが多いので
画を描くための厚紙としてはかなりいい風合いを出してくれます。
▲このポストカードはデザイン学校からもらってきた廃紙に印刷して作りました。
糊の剥がした痕やマジックのしみた色、コンパスの小さな穴などなど汚れや傷みもたくさんありますが、それも面白かったりします。
そしてこれらは、先日の展覧会用の作品作りのために描いたプラクティスです。
ダンボールはその構造から、水彩などの水を含んだ画材を塗ってもほとんど反らないので、
ガッシュで描くときには最適な紙と言えると思います。
ちなみにこれらのダンボールはウーロン茶のダンボールです。
厚手でしっかりとしているので描き味が良くて好きです。
もちろんマーメードやワトソン、アルシュなどの画用紙や水彩紙など販売されている用紙はもちろんすばらしいものがたくさんあります。
でもチープなリサイクルペーパーも面白いですよ。
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