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ストーブ列車

オリンピックのカーリングで盛り上がっている青森ですが・・・。
今日はストーブ列車に乗って金木(かねぎ)方面へ行ってみました。


この列車は弘前から1時間ほどの場所にある五所川原という場所から乗ることができます。
列車にはかわいいトレインアテンダントさんもいて、地域の情報を親切に教えてくれます。


中はこのようになっています。鉄道ファンの方々というよりは、風情を楽しみたい方がたくさん来ているようです。
どうやらわざわざ韓国などからも観光でいらしているようですよ。


あたってみました。
暖かい。私の子供のころには既にストーブ列車はありませんでしたが、車両は小学生ぐらいまでこのタイプだったので
とても懐かしい記憶がよみがえりました。


この鉄道は津軽鉄道という私鉄らしいんですが、スタッフのみなさんが全てとても親切で、お話し上手!
何度も訪れたくなるすばらしいスタッフです。みなさんこの土地を愛しているのがとても伝わりました。


今日の目的はストーブ列車に乗ることが一番だったのですが、もう一つ、太宰治の生まれた場所を訪問することも目的だったんです。
ということで、金木にある斜陽館へ行きました。ものすごく立派な建物!太宰治の家は庄屋さんでお金持ちだったんですねぇ・・・。


内部はこんな感じです。
ここは土間やかまどがある場所なのですが、とにかく広い!優雅!


この建物の中で一番気に入った場所がこの階段です。
普通の家には絶対無い優雅で美しいアレンジに驚きました!


ひととおり斜陽館を楽しみ、向かいの観光センターで食事をしてもまだ帰りの列車が来るまで1時間あります。
なので、隣の芦野公園駅まで歩いて行くことにしました。
ここの駅は太宰治の「津軽」にも登場する場所として有名らしいです。


ここの駅舎は喫茶店になっています。だから切符を買うときには「○○まで大人1枚、それからコーヒー1つ」
みたいな会話になります。


ホームへはこの駅舎の裏口から出ます。
なんだかおもしろい作りですよね。


再びストーブ列車に乗り五所川原へ。
五所川原と言えば「立佞武多(たちねぶた)」ということで、立佞武多の館へ行ってみました。
驚きました!
大迫力です!!
なんと22メートル以上ある巨大行灯がどどど~~~んと3基ありました。
背景にフロアが写っていますが、5フロア分の高さです(エレベーターで4階まで行って顔の高さで見ることができます)


これを押してひいて街中を歩くんですから、ものすごい迫力ですよね!
映像もここで見ることができるのですが、巨大ロボが街を歩いているようです!


こういう伝統技術では当たり前なのかもしれませんが、白抜きをするためにロウで描いて塗りが交わらないようにするそうです。これって、通常私たちがマスキングゾルなどで目止めして描くのと同じことで、実はロウの方が効果的に白抜きできそうじゃないですか!こんど作品を作るときにはぜひこの方法を使って見たいと思います。
そうだよなぁ・・・そういえば藍染やシルクペイントなどもロウを使うんですよねぇ・・・すっかり忘れていました。


ということで、ちょっぴり疲れたし、津軽のものすごい吹雪にあってしまいましたが、かなり楽しめました。
毎年8月上旬にねぶたまつりが開催されているようですが、その時期は・・・コミコン・・・。
今年もコミコンの準備をそろそろ始めなきゃなぁ・・・。

ではまた。


 

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