2009年3月20日金曜日

コーナーカッター

数年前にも一度カンタンにレポートしたような気がしますが、少しずついくつかのコーナーカッターを集めたので再度レポートしてみます。

サンスター文具/かどまる3
低価格で気軽にカド丸加工をできる道具としてはとても良いです。
ただ、刃の部分がステンレスの擦り切りなので、厚い紙をカド丸しようとすると手が痛くなります。

また私はこの商品を使い始めて3つ目になりますが、おおよそ500枚ぐらいのケント紙を切ると切れ味が悪くなります。安価なのでこのくらいの精度なのかもしれません。

カド丸の直径は約5ミリです。

EK Success 6
最近は国内でも流通しているようですが、ブッキングのツールメーカーとして海外では人気のようです。爪切りと同じような感覚で使える安価なコーナーカッターです。

このようなプレーンなコーナーラウンダーよりももっと飾り要素の強いカッターの方が多く流通しているようで、現在はオフィシャルページでもこの商品はみつけることができませんでした。

カド丸の直径は約6ミリです。

Uchida/marvy
この商品も海外で偶然見つけたのですが、日本では見たことがありません。ダイレクトに刃を押し込む方法でカットするので厚い紙は切るのが困難です。

なぜ押しボタンにテコの応用を使わなかったのかわかりませんが、構造的に間違えているような気がします。価格はやはり安価ですので、薄手の紙で大きなコーナーを作りたいときには良いのかもしれませんね。

カド丸の直径は約10ミリです。

Fiskars / Squeeze Punches
今まで使ったコーナーカッターの中で最も優れているのがこのツールです。
Fiskarsはブッキングの世界では人気のメーカーで、海外のペーパーショップには必ず同社のカッターやパンチがあります。このスクイーズシリーズはとてもしっかりした造りで安心感があります。

はさみのように握ってカットするタイプなので数多くカド丸作業をしなければならない場合には威力を発揮します。

カド丸の直径は約5ミリです。
ポストカードやビジネスカード、写真などのカド丸に最適です。
既にかなりの数のカド丸をしましたが切れ味に変化は無いので永く使えそうです。


今、思い出したのですが・・・もう一つハサミ型のカッターを持っているのをすっかり忘れていました。
後日追記しますね。



2009年3月17日火曜日

Rabbit that's Kidding

ロサンゼルスの人気アートトイショップMunkyKingで3月26日~4月12日に「DIY PUSHERS SHOW」が開催されます。このPUSHERSはThomas Hansがデザインしたカスタムベーストイです。


このアートショーからオファがあり、私もカスタムモデルを1つ出品することになりました。

PUSHERSのオリジナルはこのような形をしています。


これを今回はフルモディファイでこのようなデザインを考えました。

オリジナルを見ているとどうも大きな口を開けているようにしか見えなくなってしまいました。
オリジナルのパーツをすべて分解して並べてみるとこのような部品で構成されていることがわかります。左側のお面のようなパーツはこのPUSHERSの特徴で、顔のデザインを付け替えれるのが大きな特徴のアートトイです。


通常、このようなアートトイはPVC(ソフビ)を素材としていることが多く、簡単に言うとビニールなので、パテなどのほかの素材をマッチさせるのはとても困難です。
そこで、今回はまずオリジナルをレジンに置き換える作業からスタートすることにしました。

まずはオペの準備。切り取り線を描きます。

カッターと電動のこぎりで一気にカット。
魚の3枚卸のようになりました。

頭部は2つに切断しましたが、体は形状を考え4分割することにしました。

切ったパーツはシリコンの中に沈めます。
おおよそ12時間ほど(一晩)で型用のシリコンが完成です。

今回はこのシリコン型から1回しかレジン複製をしないので、シリコン型も分割して作らずに一気に1つの塊としてつくりました。

シリコン型の中からオリジナルのパーツを抜き出して、水を注いでみて内容量を測量します。
PVCは中空なので意外に内容量は少ないですね。

1回しか使わないというのは気持ち的にも楽です。
多少レジンが漏れても気にしない、気にしない。

これが抜き出したレジンの複製品です。
エアが入っても多少ズレがあってもモディファイには何の影響もないのでこのぐらいの精度でOKです。

これでPVCのやわらかな質感からレジンのかっちりとした質感に置き換えることができます。

それでは複製品の組み立てです。
と言っても簡単です。瞬間接着剤でおおまかに形を作って、あとはポリパテで穴を埋めてゆきます。このときに少し瞬間接着剤をポリパテに混ぜて使うとレジンとのくっつきがよく作業がはかどります。

この段階で片足を切断してスチロールボード+パテ盛りで足を長くしました。
また口は大きく開けるために切り取って口内をスチロールボードで整形。

腕のパーツはオリジナルの形状は私のデザインにマッチしないのでフルスクラッチすることにしました。コアにはプラスチックの棒を使い、ポリパテで少しずつ成形します。

ポリパテは流動性の高いパテですが、硬化が始まると粒状になります。なのでこのようなヒトデのようなトゲトゲが見えます。

400番ぐらいのサンドペーパーで表面を整え、ボディはこのような形状になりました。
あとは耳のパーツや舌、歯などの小物パーツをスチロールボードでつくります。

同時に台座も作りました。コアにはコンクリートを入れ重さを調節しています。表面はレジンで固め、ドリルの先に台座を固定して一気に表面を整えました。

おおよそ形ができあがり、表面のサンディングも一度終えたので、細かな凹凸を見つけるために1度プライマーを吹きつけます。凹凸を見つけたらまたサンディング…。この繰り返しです。

写真を見ると逆戻りしているように見えますが、一度プライマーを吹いて、凹凸を見つけてサンディングして、口の中にもう少しパテを盛ったところです。

口の中のパテを整えて、2度目のプライマー。2回目なんでセカンダリーかな?

グレーのプライマーは凹凸を見やすいので便利なんですが、うすい色を塗布する際には透けてしまいます。

そこでこのグレーのプライマーの上に白のプライマーを吹きつけます。
白い塗料を吹き付けるとやっとオリジナルベースのような雰囲気が出てきますね。

今回はアメリカから帰国後にすぐに作業を始めて、アートショーに間に合わせるためにかなり急いで作業を進めました。なので今回の制作日数はおおよそ1週間。もしかしてこのサイズの立体制作の自己記録を更新したかも・・・。

やっと形が整ったので塗装に入ります。
私がいつも使っている塗料はアクリル系のTAMIYAカラーです。
色数が豊富なのと安価で割合シックな色外が多いのでプラモデルっ子の時代からのお気に入りです。

部分に分けてマスキングをしてエアブラシで徐々に色づけをします。一度に色を付けようとするとムラや塗料が垂れてきたりするので、3度ぐらいで塗装します。
この作業の後にはデカール(水貼りステッカー)を貼った後にクリアーラッカーを同じく3度ほど吹き付けて完成です!!

そしてこちらが完成した「Rabbit that's Kidding」です。
今回はテカテカ仕様です。
なんどかアメリカ向けの立体制作をしていますが、どうやらアメリカ人はテカテカが好きなようなので思いっきり陶器のような輝きにしてみました!!
ははは。


私はこの角度が一番好きです!!


顔のアップ。目は手描きです。その方が陶器っぽいかなぁ・・・と思って・・・。


台座にはスタジオのロゴを貼りました。


お尻はこんな感じ。キュートですよ。


そして全体的にはこんな感じです。

彼は既にロサンゼルス入りしていてあとはショーの開催を待っています。
私も現地入りしたかったのですがスケジュールの都合で行くことができませんでした。
26日から始まるショーの様子はMunkyKingからレポートされると思いますので、写真が届いたらお知らせしますね。



2009年3月14日土曜日

IF : Legendary


毎週1つのキーワードが出題され、そのキーワードを自由に解釈して自由に描き、みんなで見せ合おう!というオンライン・イベントの「Illustration Friday」。
今週のキーワードは「Legendary(伝説的な、伝説の)」でした。
この手のキーワードは得意分野なのでいくつもドローイングしましたが、ガッシュで描いたものをアップしました。
ひどく疲れている人たちだけに見える伝説の空飛ぶネコくんです。



2009年3月11日水曜日

#34 ドローイングセッション

札幌エリアのドローイング・セッションを開催します。
場所はいつもどおりの私のスタジオです!
もちろん参加費は無料です!!!



画材(アクリル絵の具、マーカー、色鉛筆、パステルなど)を試しに使ってみたい方は一声かけてくれれば自由に試せます。
ただし、紙(スケッチブックなど)は自分で用意してくださいね。
最近、人数がすぐに定員になってしまいますので、
お申し込みはお早めに!!

■場所:ペイントモンスター・アート・スタジオ
■住所:北海道札幌市中央区南1条西19丁目291山晃ハイツ606号室
(地下鉄東西線/西18丁目駅/1番出口より徒歩3分)
[Google Mapはこちら]
■電話:011-615-5963
■時間:17:00~23:00

差し入れ大歓迎!!
自分の飲み物は各自で持ってきてください!(成人の方はお酒もOKです!)
19時頃にピザの出前をオーダーします。
(希望者人数割りで、一人当たり500円~800円です)

■参加人数:最大20名(これ以上はムリだと思います)

はじめての方もぜひ!
そしてしばらくぶりの方もぜひ!!
一緒にドローイングを楽しみましょう!!
描く道具を持たずに来られる方がいます!!
自分の道具は自分で持ってきてくださいね!!

参加希望の方はこちらに参加表明してくださいね!!
当日突然時間ができて参加したい!
という方は、当日にスタジオへ電話をしてみてください。
もしもスペースがあれば来ていただいてもOKです!

mixiのアカウントをお持ちの方はこちらからも参加申し込みできます。



2009年3月10日火曜日

DIY PUSHERS SHOW


3月26日~4月12日までロサンゼルスで開催されるDIY PUSHER SHOWに参加することになりました。
と言っても私がロサンゼルスへ行くわけではないのですが、私の作品は本日ロサンゼルスに到着したらしいです。

このPUSHERSはロサンゼルスのハリウッド/メルローズにある人気のアートトイストアであるMunkyKingのオリジナルアートトイで、Thomas Hansがデザインしたカスタムベーストイです。
今回のアートショーではこのPUSHERSを自由にモディファイ(改造)したオリジナルデザインのPUSHERSを展示します。


▲今回はAKAのPaintmonsterでクレジットされています。

残念ながらまだ私の作ったPUSHERSをお見せできませんが、どのようなショーになるのか私も楽しみです!発表OKになったら製作途中の写真も撮ってあるのでレポートしますね!お楽しみに!!

----(3/19追記)--------------------------------------
オーガナイザーからブログ掲載の許可が出ましたのでレポートしました!
製作段階から完成までをこちらでご覧いただけます。


LSK8 Design Vol.5 / Pt.1

今回は、Sector9のベンドタイプボードをベースに製作を進めていきます。 一見すると、Vol.3で扱ったベースとほとんど同じように見えるモデルです。シルエットや全体の雰囲気も酷似しており、「あれ、同じ板では?」と思うレベルなのですが、よく見るとグラフィックが異なります。 ……が...