今年のゴールデンウィークは立体制作で缶詰になっていました!
という日記を書いていましたが、やっと昨日プレス解禁と言うことで
お知らせできるようになりました・・・。
第60回さっぽろ雪まつりのオフィシャルポスターに
私の立体作品が採用されました!!
●アートディレクター/草開佳哉(森林舎)
●デザイナー/安達明代(森林舎)
●キャラクターデザイン/伊藤マーティ(PaintMonster ArtStudio)
●フィギュア制作/伊藤マーティ(PaintMonster ArtStudio)
●ケーキ制作/野崎雪絵(のさき家)
●フォトグラファー/石田理恵(St.Pront)
●広告代理店/HKIアクシス
●クライアント/さっぽろ雪まつり実行委員会
■さっぽろ雪まつりオフィシャルサイト
(現在は2008年の内容です。おそらく今秋までにはアップデートされると思います。)
4月の中旬頃に以前からお付き合いのあるデザインプロダクションより今回の仕事のお話があり、キャラクターデザインやコンセプトアートなどを制作していたのですが、アートディレクターのリクエストは「雪まつりは60歳の区切りなのでバースデーケーキのような演出をしたい!」ということでした。
そして私に科された課題と言うのは「砂糖菓子のように食べれそうなおいしそうな立体・・・。」
う~~~~む。これはたいへんですねぇ。
マジパン風ではないようで、でもなんとなくおいしそうで・・・。
そして、アイデアではケーキを雪っぱらに見立てて、
キャラクターは男の子と女の子が雪っぱらで楽しそうに雪だるまくんと遊んでいる風景を再現して欲しい・・・」というリクエストが・・・
ということでまずはキャラクターデザインです。
▲まずは自分を盛り上げる意味で、雪だるまくんをドローイング。
なんとなくコレがいいかなぁ・・・という雪だるまくんのバランスが見えてきました。
そしてやはりヒロインを決めなければ・・・
あまり子供っぽくなりすぎてもポスターとして使うには似合わない気がしたのでちょっとトゥーンっぽさを残しつつクレーアニメ風の雰囲気を作ってみることにしました。
▲キャラクターデザインをしているときが一番楽しいですね。
そして男の子。
こちらもちょっと大人っぽいけど少年の雰囲気を残したい。なのでアクションを少し入れてみることにしました。やっぱり男の子は元気に遊んでいる方がいいですよね?
▲描いていると男の子がジャミロクアイに見えてきました・・・ははは。
一度カラーテスト。
描いた後に思ったのですが、
ケーキに乗せるということは、チョコレートや抹茶などの食べられる素材の色を基本に構成したほうがおいしそうになりそうです。
▲ポージングはもっとアクティブなイメージのほうが良さそう。
何度かシチュエーション出しをしましたが、最終的にこのポージングを参考に制作することに決定。
▲自動的にソリやスコップという小物も作ることになりました。
そして、ここら約3週間でこれらのスカルプチャーを制作しました。
▲まずはみんなで記念撮影。
▲雪だるまくんのアップ。
▲女の子のアップ。
▲男の子のアップ。
▲ソリのアップ。
▲実際には必要ないのにリフトアップ機能まで作ってしまいましたぁ。ははは。
そして本日の北海道新聞朝刊にもポスターのデザインを発表したと言う記事が掲載されました。
▲が、いつものように、私の名前はどこにも載りません。ははは。
そして、まだ未定ですが、もしかして、雪まつり関連でさらにビッグニュースがあるかもしれません!
まだプレス解禁になっていないので、解禁になったらお知らせしますね!
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