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卓上イーゼル

いつも作品を作る時に傾斜台が欲しいなぁ・・・と思っていました。
画材店へ行き、テーブルの上に置いて使用する卓上イーゼルを
いろいろ見てみたのですが、
実用に耐えうる商品は15000円以上もするので、
ホイホイ買うわけにはいきません。
そして何よりも、ほぼ毎日使うので丈夫でなければなりません。

ということで・・・作ることにしました。
材料はいつものようにホームセンターで1x4材、
20x10の単板、蝶番を買ってきました。
図面を引かずに、作りながら考えて作ったので、
作業途中の写真は撮っていません。
おおよそ4時間ほどで完成しました。


▲上:たたんだ時 / 下:中央の傾斜板を持ち上げた時

子供がおもちゃ屋さんに貼り付くように、私も画材店に何度も足を運び、
買いもしないのに触りまくり。構造もいろいろと見てみました。
日本国内ではあまり多くの種類が流通していませんが、
海外の画材店では種類もデザインもいろいろとあり、本当に憧れです。

私が作った卓上イーゼルは5段階のステップ機能を組み込みました。
市販されている卓上イーゼルはダイヤル式で
2つの板をかしめるタイプのものが多いのですが、
パネルが重い場合には安定性が悪くなりそうなので、
ステップ式を選びました。


▲収納時を入れると5段階のステップを選べます。

角度は0度(収納時)、30度、45度、60度、75度を選べます。
ほとんどが30度で描くことになるとは思いますが、
大きなサイズの場合には角度をきつくする必要がありそうなので
その他の角度も用意しました。


▲各ステップはこんな感じです。

私が一番多く使うのが木パネルです。
加えて、ドローイングボード(クリップボード)もよく使うので、
この両方がマウントできなければなりません。
なので、一番上の押さえは25センチぐらい伸びるようにしました。
そして2番目の押さえは取り外し可能に。


▲よく使う3種類のマウントを重視で作りました。

これで描画が効率的にできそうです。
ただ、B1などの大きなサイズの場合には
Aタイプやスタジオタイプのイーゼルが便利なので、
そのうち買うか作るかしたいと思っています。





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